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読書の秋に三浦綾子文学

 

 台風15号によって被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

便利になった現代も、このように影響を受けて不便な生活を強いられますと、日々の当たり前のことが本当にありがたく思えて来ます。

『感謝』の反対は『当たり前』と何かのメッセージで聞いたことがありましたが、当たり前と感じることも、神様からの恵みと捉えて感謝して生きたいと思わされます。

 さて、台風一過の暑さは関東では今年一番の暑さだったとのことでしたが、昨日辺りからは涼しくなり、一挙に秋の気配が漂い始めましたね。

 秋と言えば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋とか言われますが、皆さんはいかがでしょうか?

 『読書の秋』に合わせて、推薦図書のご案内です。クリスチャン作家の三浦綾子さんをご存じでしょうか?

代表作には『氷点』、『塩狩峠』、『道ありき』などがあります。

多くのクリスチャンの方がこの三浦綾子さんの作品を通してキリスト教に触れ、信仰に導かれていますが、私もその一人です。

 

 クリスチャンホームに育った私は、子供の頃より教会に定期的に通っておりましたが、何度も聞いて触れていた聖書のメッセージが心に届いたのは、失業という挫折を機に読み漁った三浦綾子さんの作品を通してでした。

 

 聖書のメッセージを理解しやすく作品に盛り込んでいるのが三浦綾子さんの作品で、『なるほどこういうことを聖書は語っていたのだな』と読んでいく中で学ばされ、私は信仰を持つに至りました。

 ご自身で聖書を読まれてもご理解頂けない場合や、教会の礼拝に出席しても中々聖書のメッセージが心に届かない、という方は三浦綾子さんの作品を是非この読書の秋にお読みになってください。

きっと新たな視点と価値観が生まれてくるかと思います。

 

 

 個人的には私自身が鉄道マニアでもあることもあり、7月に教会で映画会を実施した『塩狩峠』がお薦めです(^_^)

  

写真は2015年6月に現地を訪れた際に撮影したものです。とても静かで自然豊かなところでした。この峠がある方にとっては『人生の峠』とも表現されています。何故?と思われた方は是非この読書の秋に、小説『塩狩峠』をお読みになってはいかがでしょうか?

 

スタッフ よしこ

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コメント: 1
  • #1

    はらちゃん (土曜日, 14 9月 2019 20:35)

    私も学生時代に氷点を読んで、大変衝撃を受けました。
    それからきっとキリスト教に導かれるだろうと思っていたら、インマヌエル教会の牧師先生と知り合いました。
    いったい何人くらいの人が三浦綾子さんの本でキリスト教に出会ったのでしょうか?
    やはり命を削るように書いているのが文から伝わりますから、心が打たれるんでしょうね。