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改修工事が始まりました!

 

 長年の懸案だった教会の改修工事ですが、去年隣の旧牧師館を解体した後、年明けにも改修を始める予定でしたが、コロナのために教会に集まることが難しくなってしまい計画も中断せざるを得ませんでした。

 

 中断している間にいろいろ状況も変わり、この教会堂をどう維持していくのか?話し合いが行われ、ようやく積立金の範囲内で修繕をしていこうと決まりました。

 

 一般の住宅でも数十年に一度は建物の手入れをしなければ傷んでしまい住める状態ではなくなってしまいます。

それは教会堂でも同じですが、やはりなかなか決断することができなかったのは

 

「教会堂は誰かの所有物ではないので、責任の所在があいまい」ということでした。

 

 キリスト教的に言えば、「神様の家」なのかもしれませんが、教会員にとっても自分の家ではないし、牧師にとってもあくまでも教団から派遣されている会社で言えば社宅のようなもので、転任になったり引退したりすればそこに住むことはなくなります。

 

 自分の家であれば雨漏りがすれば自分で修理するかお金を払って業者に修理してもらうしかなくすべて自分の責任です。でも教会の場合は、だれが責任もって教会を維持していくのか?

 

 もちろん牧師と教会員が力を合わせて教会を維持していくしかないのですが、それぞれみなさん価値観も状況もちがうので話をまとめるのは難しいと思いました。

 

 こんなことを言うのはふさわしくないかもしれませんが、うちの教会は献金を強制したりは一切しません。

 

会堂を修理するから一口○○円寄付してください。とか、毎月自分の給料からいくら献金しなさい。とかはないです。

献金はあくまでも自発的で喜んでするものだからです。

 

 私もあくまでも皆さんが喜んでささげてくださる献金の範囲内で、できる範囲で活動をしていくのが私たちの教会にあっているのだということをつくづく感じています。

 

 

 少子高齢化による教会員の減少、建物の老朽化、牧師の後継者不足、どこの教会も問題を抱えています。

 

しかしだからと言って、求道者に無理に伝道したり、教会員に奉仕や献金を強要したりすることはあってはならないことです。(強要しなくてもそういう風に持っていこうとすることも)

 

 正直今の状況では日曜礼拝と木曜祈り会をするだけで精一杯で、以前していたクリスマスイベントや伝道会、たくさんの食事を作ってもてなすこともできません。(コロナのせいもありますが)

 

 しかし、礼拝に参加してくださった方、Youtube配信やHPを見てくださる方、ゴスペルのレッスンを通して、

みなさんの重荷をおろして静かに祈る場所になればいい。

 

私たちはあたたかくみなさんをお迎えします。

 

マタイの福音書11章28節

 すべて 疲れ た 人、 重荷 を 負っ て いる 人 は わたし の もと に 来 なさい。 わたし が あなた がた を 休ま せ て あげ ます。

 

 

 まず、冬になる前にきれいなトイレでみなさんをお迎えします!

 

 改修の前に記念写真。

 

 本日トイレが解体されました。冷たいトイレよさらば・・・

           

                 はらちゃん

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コメント: 2
  • #1

    まみぞう (火曜日, 24 11月 2020 12:11)

    はらちゃんの背後のお祈りと御愛労に心より感謝します。
    これからも皆で神様に喜ばれる教会を建て上げ続けていきたいですね。
    そしてものすごーく貴重な写真の数々!様子がよくわかります。ビフォーアフターがドキドキ♪
    ありがとうございました。

  • #2

    スタッフよしこ (火曜日, 24 11月 2020 21:02)

    はらちゃん、浦和教会の皆さん、さらに寒くなる季節を前に、
    冷たいトイレの改修に着手頂きどうもありがとうございます!

    トイレが温かくなるのに合わせて、教会もますます温かくなり、
    聖書のことばのように訪れる方々にとって主を感じる憩いの場所となりますようお祈りしています。