· 

ゴスペルクワイヤーは細々と継続中です

 

 前任者からゴスペルクワイヤーを引き継いだ時、まだコロナはこれほど長く続くとは思っていなくて、

SARSやMERSのように数か月で収まるだろうと思っていました。

 

 以前からゴスペルクワイヤーは赤字が続いていましたが、私がちゃんとやれば黒字にできるだろうと

妙な自信があり、実際にネットを使って宣伝をしたらすぐに10名以上増えてあっという間に黒字が数回続きました。

 

「この分なら、クリスマスには献金ができるかも。」と思ってワクワクしていたら、あっという間に緊急事態宣言となりゴスペルどころか礼拝もオンラインのみという状態が続きました。

 

結局赤字の額は減りましたが、教会の経費で補填してもらうことには変わらず、次の年こそコロナが終わるだろう、次こそ・・・と思いながら3年目となりました。

 

そして、6月にようやく3年ぶりのコンサートがあって私は一人で参加したんですが、とっても楽しく満ち足りた気持ちになったんです。

 

 

 

 それで、ゴスペルを苦しみながらやるのはもうやめようと思いました。

 

そもそも赤字を教会の会計で補填してもらうことが間違っていたと自分で会計をやるようになってわかりました。

 

どちらかと言えば、こちらが光熱費を払わなければならないくらいです。

 

先生には事情を話して、今まで長年にわたるレッスンに感謝して謝儀をお渡しし、一旦区切りをつけることにしました。

 

そもそもゴスペルは楽譜もなく、口伝えで覚えていくものなので、テキストと練習CDがあればなんとなく歌うことはできます。

 

先生に教えていただいた方がいいに決まっていますが、私もHGFの講師のためのレッスンに参加できるので、

 

それに参加して、レッスンを録音し、家で何度も練習して残った数名のメンバーの方に無料で教えることにしました。

 

配信で流すほどのことはしていないので配信もやめました。

 

10月23日ははじめての練習でしたが、あまり難しくない曲を選んだので最後までみんなで1曲歌うことができました。

 

良かったら聞いてみてください。CDと一緒に練習していますので、リードボーカルはプロの方です。

 

 

 

 教会での奉仕を通じて、自分はなんて傲慢で小さい人間なんだろうと感じることが多いです。

 

仕事では一生懸命やれば、お客様がお金を払ってくれて、「ありがとう。助かりました。またお願いします。」

 

と言ってくれるのに、奉仕はそうはいきません。

 

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。」

 テサロニケⅠ 5章16~18

 

 

誤解しないでいただきたいのは、つらいことを喜んでできるように我慢することではなく、

喜んでできるように祈りながら考えていくことが必要では?と思います。

 

 

       はらちゃん